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内閣総理大臣 ・ 安倍 晋三
 
(写真)安部晋三内閣総理大臣

  本年は「日中文化・スポーツ交流年」です。私は、昨年、総理大臣就任直後、中国を訪問して首脳レベルで胸襟を開いて話し合いを行い、中国との関係を改善しました。日本が中国と共に目指すのは、両国国民にとってお互いに利益となるような関係、すなわち「戦略的互恵関係」です。その基礎となるのは、国民間の相互理解と信頼であり、様々な分野における対話と交流の積み重ねから生まれるものです。国交正常化35周年という記念すべき本年、「日中文化・スポーツ交流年」を通じて様々な交流事業を展開し、日中間で交流を大いに飛躍させていきます。中でも、次世代を担う若者同士の直接の交流が両国の相互理解に果たす役割は計り知れません。日中間では昨年より千名規模の高校生の交流を実施しておりますが、本年より、東アジア・サミット参加国を中心に、5年間で毎年六千名規模の青少年を日本に招く「大交流構想」を実施します。中国からも、最大限の規模で高校生が我が国を訪ねることでしょう。こうした交流の積み重ねこそ、今後の日中関係の発展を支える大きな力になると確信します。現在、日本側において「日中文化・スポーツ交流年」の成功に向けて、実行委員会を中心に精力的に準備が進められていますが、日本政府としても、中国側と緊密に協力し、最大限の努力をしていきます。今後、中国においては、2008年に北京オリンピックが、2010年に上海世界博覧会がそれぞれ開催される予定ですが、これらは日中間の様々な交流が飛躍するまたとない機会です。本年の「日中文化・スポーツ交流年」をきっかけとして、日中間のあらゆる分野の交流が大きく発展し、日中両国の、さらにはアジアや世界の明るい未来に繋がることを強く期待しています。

 
 
 
 
 
 
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